採用情報

先輩インタビュー

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インドネシア海外現地法人:PT.KASAN INDONESIA 紅林 育 くればやし いくみ さん(2010年入社) インドネシア海外現地法人:PT.KASAN INDONESIA 紅林 育 くればやし いくみ さん(2010年入社)

2010年入社(入社13年目)、営業5部合成樹脂部を経て2017年よりインドネシア現地法人<PT. KASAN INDONESIA>所属。経営、営業、輸出入、法務、財務・税務を担当。営業活動では、日系の取引先を中心にインドネシアの市場開拓、輸入原材料の販売。

学生時代からの海外志向、海外赴任からキャリアが広がる 学生時代からの海外志向、海外赴任からキャリアが広がる

現在私はインドネシア現地法人の責任者をしています。大学の専攻が国際関係だったこと、留学経験もあったことなどから、採用面接の段階から将来的に海外駐在員になる可能性は示唆されていました。
入社以来営業部に所属し、合成ゴム・合成樹脂のお客様を中心に担当してきました。仕事をしていく中で、当社のお客様も海外進出されていることを知り、海外で仕事をすることをより意識する様になりました。そのために個人的にビジネス英会話の勉強を続けるなど準備はしていました。

インドネシア現地法人は2011年設立、まだ歴史が浅い会社です。
私が配属されたのは2017年。立場は法人の責任者であり、経営、営業、輸出入、法務、財務、税務と業務全般を見ています。
営業では、日系のお客様を中心にインドネシアの市場開拓、輸入品原材料の販売など、日本での営業経験を活かして販路拡大に努めています。取引先は8割以上が日系企業の自動車部品メーカー、自動二輪部品メーカーです。今後は建材関係や電機、服飾、金属関係など幅広い業界にもアプローチしていきたいと考えています。
インドネシアでは7名の現地社員と日本人1名で働いています。
インドネシアは人種、宗教観、商習慣も異なりますが、日系企業の考え方、サービスを現地の人たちにも理解してもらいながら、社員一丸となって仕事に取り組んでいます。

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相手に寄り添うことで、目の前にある課題を一つずつ解決していく 相手に寄り添うことで、目の前にある課題を一つずつ解決していく

営業活動を行う上では、取引先の方との間に壁を作らず、寄り添うような気持ちで接することでコミュニケーションが円滑に運ぶと考えています。
私が国内で営業活動をしていた時、そうしたコミュニケーションの中で生まれた成功体験があります。

ある取引先から、ゴム製品の品質検査の際に洗浄工程で発生するコンタミの問題を解決したいと相談をされました。そこで私は漁網メーカーに掛け合い、破れにくい素材で作った洗浄ネットを開発し、提案したのです。その結果、洗浄ネットは製品化し、取引先はコンタミのリスクを低減することができました。
取引先には問題解決を感謝され、取引を増やしていただくきっかけとなりました。この件は、受賞者がなかなか出ないと言われる社長賞(MVP)を受賞できたこともあって印象的な出来事であり、その後の仕事の大きなモチベーションにもなりました。
原材料を販売するだけでなく、困っているお客様に寄り添い、トラブルを解決することでサービスに付加価値がつくという考え方は、現在の営業活動にも活きています。
また、インドネシアでの社内コミュニケーションもこうした考えに基づいています。現地社員は仕事に対するモチベーションや考え方がそれぞれ違います。そこで、定期的にプライベートインタビューを行い、全体ミーティングでは話せない個人的な悩みを聞くようにしています。それだけでなく、日本のアニメや和食など、一緒に楽しめる共通の話題を探して提供しながら、隔たりのないコミュニケーションをとるように心がけています。

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海外で活動することで視野が広がり、新たなビジョンが生まれた 海外で活動することで視野が広がり、新たなビジョンが生まれた

海外現地法人の責任者を任されたことで、営業だけを担当していた時代とはまた違った仕事との向き合い方ができるようになりました。会社経営の主要な業務を全て担ってみて、経営者視点が身についたと思います。
また、海外に住み、現地の人たちと働くことで、異文化や違った価値観に触れることができ、自身が日々成長できていると実感しています。
今思うと、日本で営業活動をしていた時には、経理など他の業務の人たちの気持ちや、その視点や価値観にはあまり触れてきませんでした。
海外に赴任したことは、会社というものが社員全員の力が一つになって成り立っているということを改めて感じる良い機会になりました。
今後、日本に戻って、様々な部署と携わることがあると思いますが、それぞれの立場で考えて配慮できるようになりたいと思います。
これからは、経営者視点で考えることを忘れずに、海外駐在員として得た知識や経験、ノウハウを活かして、日本国内にとどまらず海外を含めた化学品業界の市場を開拓することが目標です。
既存の取引先でも多くの企業がアジア圏に限らず様々な国に進出しています。国によって市場状況は全く異なるので、それぞれの状況を加味した上で全体的なマーケティングを考え、加藤産商の成長に貢献していきたいと考えています。

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紅林さんの一日のスケジュール

8:00 出社、始業、社員へ各種業務進行状況確認、情報共有。 9:00 各種必要書類へのサイン、得意先への書類作成。 9:30 得意先・仕入先へ移動。 10:00 商談。 12:00 昼休み 13:00 得意先訪問、商談。 15:00 得意先訪問、商談。 17:30〜 事務処理(見積書作成、提出書類作成) 仕入先とのアポイント調整、オンラインミーティング 18:30 退社 8:00 出社、始業、社員へ各種業務進行状況確認、情報共有。 9:00 各種必要書類へのサイン、得意先への書類作成。 9:30 得意先・仕入先へ移動。 10:00 商談。 12:00 昼休み 13:00 得意先訪問、商談。 15:00 得意先訪問、商談。 17:30〜 事務処理(見積書作成、提出書類作成) 仕入先とのアポイント調整、オンラインミーティング 18:30 退社

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