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投稿日 : 2022年9月│最終更新日時 : 2024年1月│

カテゴリー : ニュース

鶴見化学工業(株) 不溶性硫黄事業買収及び運営のお知らせ

鶴見化学工業株式会社(本社:茨城県神栖市、営業所:東京都中央区、工場:茨城県神栖市、岡山県小田郡、代表取締役社長 加藤進一)は、日本乾溜工業株式会社(本社福岡県福岡市、代表取締役社長 兼田智仁)より下記ゴム用不溶性硫黄事業(工場:福岡県北九州市八幡西区)を譲受する吸収分割契約を 9 月 22 日に締結し、2022 年 12 月 1 日より当社が同不溶性硫黄事業(商品名:セイミOT、セイミサルファー)を買収し、運営することとなりました。

鶴見化学工業株式会社は粉末硫黄の製造を昭和 19 年より行っており、ゴム用粉末硫黄をゴム業界に広く販売しております。今回不溶性硫黄事業を加えることになり、粉末硫黄(溶性硫黄)と不溶性硫の両方グレードの硫黄を国内外のタイヤ、ゴム会社に提供できることになります。それにより当該硫黄生産量が 1.5 倍、売上が 1.7 倍になる予定です。

今後はゴム用不溶性硫黄の世界需要が増えることが見込まれ、タイヤ、ゴム業界の幅広いニーズに対応すべく、今回の不溶性硫黄事業を加えることにより、シナジー創出を見込みます。加藤産商株式会社の販売ネットワークを通じ不溶性硫黄の国内外の拡販に努めていく予定です。

日本乾溜工業株式会社より譲渡を受ける不溶性硫黄事業:
工場所在地:福岡県北九州市八幡西区
製造品目:ゴム用不溶性硫黄(製品名 セイミOT、セイミサルファー、硫黄中の不溶性硫黄成分 約 60%)
工場人数:25 名
生産能力:4000 トン/年
納入先: タイヤ会社、ゴムベルト会社、その他ゴム工業製品会社

以上